12.如何にして整合され、統合された政策をつくるか

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行革の中間段階で、国土企画省、国土保全省という案が出されました。私は巧みなネ−ミングであると考えました。企画省は国土全体(都市を創る、国を創る)の設計を担当する。統合された計画を立てるには秀れた能力の、少人数のチ−ムの方が効果があがります。小さな政府という行革の精神にも合います。保全省は、企画省で設計されたものの施工と維持管理を行います。それら現業領域の監理は、建物の建設において設計者が施工を監理する立場をもつように、企画省が監理を行っていく────このことによって、透明性の高い分業ができます。保全省は現業であるから当然人数は増えます。又、事業が全国にわたるためにそれぞれのプロジェクトの保全省要員は地方へ分散して出てゆけばよいのです。即ち、地方分権の対象となります。
"新首都東京を創る"ための組織もこのような設計と施工(企画と実施)を分離する考えがよいと考えます。また、新首都のみならず既存の地方都市、例えば東京都(地方都市東京)においても設計と施工を分けるように企画局と保全局に分けて"東京を創る"という事業を実行していけば秀れた、統合ある都市政策を実現していくことになろうと考えます。

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