東京芸術大学奏楽堂

CONCERT HALL,
TOKYO NATIONAL UNIV. OF FINE ARTS & MUSIC 1998
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所在地:東京都台東区上野公園12-8

規 模:敷地面積   32,336m2

    建築面積    2,169m2

    延べ床面積  6,539m2

構 造:鉄骨鉄筋コンクリート造

    地上5階 地下2階

	

上野の森の歴史と環境を継承しながら未来を指向するデザインを意図している.
東京芸術大学の音楽学部はオーケストラ、室内楽、オペラから邦楽までさまざまなジャンルを教育・研究対象としているため、これら全てに満足できる響きが求められた.
この命題を解決するために、可動式の天井を上下に5m移動させ、室容積を増減させることによって、音響特性を変えるという画期的方法を提案した.その結果、残響時間は1.5秒から2.6秒と、1秒以上の幅を持つ.しかも従来は音を殺ぐ(吸音する)ことで行っていた可変性能を、響きを損なうことなくコントロールできる音楽専用ホールとなった.
内装は木、石、皮といった人間が古来から用いてきた材料を使いながらも、新たな音楽を生み出す場に相応しく、過去の建築様式にとらわれない表現としている.
幕間には大ガラスを開放、ホワイエと広場が一体化する.