自修館中学校 校舎

JISHUKAN MIDDLE SCHOOL 2000
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所在地:神奈川県伊勢原市見附島411

規 模:敷地面積  26,762u

    建築面積  5,725u

    延べ面積 19,318u

構 造:鉄筋コンクリート造, 一部

    鉄骨鉄筋コンクリート造

    地上5階

子供を通わせる学校を選択する親にとって、教育環境の良し悪しが大きな判断基準になる傾向は否定できない。
新しい自修館中学校は将来6年制の中高一貫教育を目指す新設校である。県内でも有数の規模をもち、真の人間教育を実践することで評価の高い向上高校と敷地を共有しているが、向上高校とはオープンスペースを介して有機的に分離されている。
大山を一望する田園地帯でありながら、敷地が限定されキャンパスは集約的密度を持っている。あたかもヨーロッパの中世都市や環濠集落と同様に入り口のゲートを入るとそこには一つの都市がある。
ケヤキを植え、枕木で舗装した「ケヤキ広場」を中心として、大小さまざまなオープンスペースを千鳥状に配置することで建物を適当なスケールで分節し、居室や通路に光と風をあふれさせた。
新しいメディアの対応や、生活空間を豊かにするために、教室の一部や廊下の要所要所に円形のふくらみを設けきれいな色をつけた。 生徒のゾーンを上下につなぐ外側をえんじ色にした廻り階段はこうした活き活きとした学校生活のシンボルである。 情熱ある先生たちと、快活な生徒たちの生活を包む器はあくまで、明るく、豊かでありたい。